本日、下町夜市、17時からなので、よろしくお願いします。
ポップライフワークスは、今回から6月まで本屋をイメージしてやっていこうかなと思ってるんですが、そこで出す「芸術と人文、そして、ZINE」というA4四つ折りの小冊子のピンナップについて、ちょっと説明してみます。
これ。
今回のピンナップは「芸術と人文、そして、ZINE」というタイトルの「本の装幀」をイメージして描いた絵です。
最初は今まで描いた絵のセレクションにしようかなとも思ったのですが、一回目ですし。折角なので描き下ろしてみました。
多分、2号目以降は、今までの絵を使ったり描き下ろしたりその時の気分ですると思いますが、あくまで今回の企画は、イラストレーターというよりは、デザイナーとしてやっている感じで、あくまで、デザイナーの目で自分の絵を選定していこうかなーと思っています。
絵の内容ですが、完全な抽象画にしようかと思っていたのですが、描いている内になんとなく地球っぽい形になったので、なんとなく、それでまとめてみました。3年前ぐらいからAdobe illustratorの癖を使って、偶然性を使って絵を始めるようなことをやっているのですが、それの今のところの行き着いた形が今回のイラストとなっています。線の重なり合いとかを見てると意外と複雑な構造になっていて、それで飾ってみてるとずっと楽しめるかなと思っています。ちょっとリヒターっぽいのかもしれない。
文字は、絵的には余計だとも思ったんですが、装丁をイメージしてるので、あえて入れてみました。
これは抜いた方が良かったかなーと未だに思ってる部分もあるので、次号以降どうするかは未定です。もうちょっとデザイン的に練れば良かったのかもしれないけど、実は、これ、白枠の部分は別のオブジェクトじゃなくて、全体と一体になってるんですよね。なので、そもそももはや白枠だけ消せる状態じゃないという、ちょっと面倒くさい構造です。あと、文字自体が結構、気に入ってたので、それを見てもらいたかったり。
正直、この絵が良いか悪いかというと、どちらとも自分で判別できないのですが、自費出版ということもあり、そういうものをあえて使ってみています。最近は(仕事は別として)絵を良し悪しで判別しないというのが結構ブームだったりしていて、割とポロックとかを意識しています。
あと、では、何で判別しているのかというと、その時の「気分」です。もちろん、それも(気分の)良し悪しな気もしますが、良いか悪いかは見る人に決めて頂きたいというのもあり、割と完璧じゃない所に止めを作ってみたりしています。鑑賞に耐えうるクオリティは意識していますが。
とはいえ、イラストレーションですので、そんなに難しいものでもなく、パッと見て楽しんで頂けたら幸いです。そう思って、明るい感じの絵に仕上げています。まあ、単純に抽象的な明るい絵を作ることによって、意味もなく部屋に飾るのも良いんじゃないかなとも思ったので、ご興味ある方には手にとって頂けたら幸いです。
下町夜市では、限定的に数枚、A4をそのまま折らずに販売するピンナップ版をご用意しておきます。よかったら、購入してお部屋に飾ってください。50円。