知り合いのAYUKO先生が絵のモデルを依頼してきた!
話を聞くと、これから描く絵のイメージにオレがぴったりだとか。こんなメタボリックな体でいいのかと思ったが、まぁおもしろそうなので快く承諾。
そしてその時が来た。
先生は袖無しシャツを取り出してこれを着て欲しいと頼んできた。オレは嫌がったが、一回着てみてダメならTシャツでいいとの事。
やむなく着てみるとまるで裸の大将!完全拒否した。すいません。
「ほんとは裸のほうがいいんだけど…」と、先生。オレには無理だー!
オレはテーブルの上に乗り、言われるがままにポーズを決めた。先生はテーブルのまわりであらゆるアングルから写真を撮りまくる!
「いいね〜」「魅力的だよ〜」…悪くない気分。
手のアップまで一通り撮り終えると、オレは先生の次の一言に耳を疑った!
「さわってもい〜い?」
一瞬なにを言われたかわからなかった。
えっ、なんで?
だがモデル慣れしてないオレは恥ずかしい勘違いをしただけだった。先生は触る事で体の質感を確かめるつもりだったのだ。確かに質感は重要だよな。
ぶよぶよでよければどーぞ。
そのあとしばらく絵について語り合い、先生はゴキゲンで帰っていった。
モデルをやってみて改めて絵の奥深さを知ったぜ!